東京スカイツリーと目玉施設のすみだ水族館

そして、東京スカイツリーの建設費は約400億円で、総事業費は約650億円でした。
東京スカイツリー近辺には、観光、商業施設、そしてオフィスビルが併設されていて、周辺施設には、新しいタウンが賑わっています。
そのことで、東京スカイツリーは、東京タワーの建築面積を大きく下回る面積でありながら、自立式鉄塔の建設が可能となったのです。
また、ワンセグやマルチメディア放送などの携帯機器向けの放送を快適に視聴できるようにと、東京スカイツリーが建設されたのです。
東京スカイツリーの事業の主体は、東武鉄道が筆頭株主で、それは、東武タワースカイツリー株式会社がメインで行われました。

東京スカイツリーは、全体の主要接合部が溶接によって建設されていて、鋼管同士を直接溶接接合する分岐継手という方式を採用しています。2012年に、電波塔、観光施設として開業した、東京スカイツリーは、東京の新しい名所になっています。
東京スカイツリーは、東武伊勢崎線、東京地下鉄半蔵門線、京成押上線、都営地下鉄浅草線の押上駅と東武伊勢崎線のとうきょうスカイツリー駅に挟まれています。
東武鉄道の本社隣接地で所有地でもある貨物駅跡地に東京スカイツリーは、建設されたのです。
これまでは、東京国際空港の制限表面の外側水平表面が被さる地域だったので、東京スカイツリーは建てられなかったのですが、高さ規制緩和により、建設可能となりました。
東京タワーの建造時と比較して、東京スカイツリーは、鋼材の品質や溶接技術、そして、基礎部の特殊な工法などが大きく進歩しています。
2012年5月22日に東京スカイツリーは、展望台として開業し、2012年4月から2013年3月にかけて、放送局の試験放送を実施する計画となっています。
2003年12月、日本放送協会と在京民間テレビ局5社が、600m級の新しい電波塔を求めてプロジェクトを発足させたのが東京スカイツリー開発の始まりでした。
東京スカイツリーの構造は、鉄骨造としては珍しい複雑さを持ち、寸法精度も一般建築物とは桁違いとなっています。
開業から1年で東京スカイツリーは、300万人が訪れると予想されており、経済効果は473億円を見込んでいます。