就業不能保険の注意点は

出発前の手続きも不要で、就業不能保険の保険の対象期間は、有効期間中に開始した旅行期間となります。
つまり、就業不能保険が補償されるのは、住居を出発したときから住居に帰着するまでになります。
1回の旅行の就業不能保険の補償期間は、日本を出国後90日目の午後12時までと決められています。

就業不能保険の救援費用の補償は、家族が実際に支出した捜索救助費などにも対応します。
例えば、ホテルの設備を壊してしまったときなどの賠償責任まで、就業不能保険は、補償してくれます。

就業不能保険は、航空機遅延費用をオプションで付けたり、死亡補償をはずしたりすることもできます。
応急治療、救援費用の補償も就業不能保険にはあり、出発前に発病して医師の治療を受けた病気が原因のものにも対応します。
就業不能保険には、航空機寄託手荷物遅延の補償もあり、預けた手荷物が一定時間経っても運搬されなかった場合、補償されます。
救援者費用の補償も就業不能保険にあり、旅行中、被保険者が搭乗している航空機が遭難した場合などに有効です。
但し、現金、クレジットカード、スポーツの用具などは、就業不能保険の補償対象になりません。
就業不能保険は、ケガや病気の補償、持ち物の盗難や破損の補償など、様々なトラブルに対処してくれます。
一時帰国中補償特約の補償もあり、この特約を就業不能保険でつけると、海外からの一時帰国中と再出国後の旅行行程も補償されます。