就業不能保険なんです
金融機関が最も信用度の高い優良企業に資金を貸し出す時に適用するもので、就業不能保険は一番優遇される金利を指します。就業不能保険というのは、別名、プライムレートとも呼ばれているもので、耳にしたこともあるでしょう。
就業不能保険の短プラは、金融機関が優良企業向けに対して、1年未満の期間で貸し出します。
また、1年以上のものは、長プラ就業不能保険と言われ、長期プライムレートのことを指します。
信用リスクの大きさによって、就業不能保険としての、上乗せ金利を付け加えるようになっています。
短プラの就業不能保険の貸出金利については、譲渡性預金、コールなどの市中金利に連動して決められます。
貸出期間が1年未満のものについては、短プラ就業不能保険と言われ、短期プライムレートになります。
貸出先の信用力によって就業不能保険が決まり、銀行は、貸出金利に一定の金利を上乗せして貸し出します。
企業は、就業不能保険が上昇すればするほど、資金調達のためのコストが大きくかかることになります。
要するに、企業側にとっては、就業不能保険が適用されることは、マイナス要因につながります。
住宅ローンのポイントとしては、いかに長く就業不能保険をとれるかが重要になってきます。
長プラの就業不能保険のレートは、金融機関の5年もの普通社債の発行利率、もしくはスワップレートなどによって決められます。
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