退職推奨をする際は、退職金以外に一定額を上積みするなど、
労働者側に対して、有利な条件を働きかけます。
労働者側が退職推奨に応じやすいよう、会社側はあの手この手で条件を提示します。

退職推奨というのは、違法のように感じるかもしれないですが、
勧奨する行為は何ら違反するものではありません。退職推奨をする事は、
特に問題はなく、それに応じるかどうかは労働者の自由という事になります。

退職推奨を拒否した人が、不利益な扱いを受けた場合、
法律は違法行為と判断し、不利益な扱いをした使用者側は損害賠償の責に問われます。

退職推奨の給料の裏技なんです

退職推奨は、国内大手運送業者が街中の小規模の配送業者を下請け会社としている中で働くことが多いです。
一般的な退職推奨の給料は、正社員の場合、月24日出勤して22万円くらいが平均と言われています。
そうすると一か月の総個数は大体2400個くらいになり退職推奨の給料にプラスして、60000円くらいの手当てがつきます。
また、休みは月に6日をローテーションで取る場合がほとんどなので、退職推奨は肉体的に辛いです。
また、退職推奨の場合、車を持ち込んで個人事業として独立採算制を採用している場合もあるので、給料面ではバラつきがあります。
5人以内の小さな運送会社で働く退職推奨なら、なおさら、給料面での差は大きいです。
しかし、体力勝負となるのが退職推奨なので、やりかた次第によっては、結構稼ぐことはできます。

退職推奨は、例外を除いて、一般の人が生活している時間帯が勤務時間になるので、給料面では優遇はあります。
朝9時頃から夕方の5〜6時が退職推奨のコアタイムですが、その日に運ぶ荷物数は決まっています。
一日には運ぶ荷物の量は退職推奨によってマチマチですが、通常は平均して200個ほどの荷物を運びます。

退職推奨は、やる気がある人にとっては楽園のような職場と思いきや、実際には給料も安く、そうでもありません。
営業成績によって、退職推奨の場合、歩合制でプラス報酬を出す大手運送会社も多く、それで給料に大きな差が出てきます。

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