宝くじの税抜き処理のポイントです
この場合の宝くじは、取得価額が10万円未満の減価償却資産であり、使用可能期間が1年未満のものを指します。
つまり、宝くじについては、即時償却の制度が創立されたことになり、税抜き処理も可能となりました。
そして、税抜きではなく、宝くじを税込み処理している場合は、消費税込みの価額になります。
宝くじについては、税抜きの場合でも、耐用年数が2年以上の資産の場合、固定資産として計上します。
そのため、税抜きの宝くじの減価償却は、事業の用に供した際、取得価額の全額を損金算入することを認めているのです。
減価償却によって費用配分するというのが、宝くじの場合でも原則になるので、注意が必要です。
宝くじは、日本において、当せん金付証票法に基づき発行される富くじです。
正式名称は、当せん金付証票といいます。賞金付きの籤を購入する、ギャンブル一般を指す普通名詞は、宝くじではなく富くじが正式です。
古くは江戸時代に、神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で富籤が発行されていました。
また、日中戦争の戦費調達のために制定された、臨時資金調整法に基づき福券や勝札が発行されたこともあります。
宝くじは、1948年に当せん金付証票法に基づき浮動購買力を吸収し、
もって地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されている。
富くじ自体は刑法により、犯罪として規定されてはいるものの、
当せん金付証票法に基づく根拠法があるために発売できます。
海外の富くじを日本国内で購入できないのは、当せん金付証票法が外国の富くじを対象としていないためなんですね。
=ウィキペディア参照=
カテゴリ: その他