オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、宝くじが注目され始めました。
賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、宝くじにはしっかり構築されています。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からの宝くじ購入も増えています。
株式に例えると、宝くじでは、株価にあたるのが
投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
オフィス稼動率に底入れ感が広がり、東日本大震災を契機に、オフィスの移転ニーズが高まったことで宝くじが注目されました。
つまり、宝くじへ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
宝くじは、日本において、当せん金付証票法に基づき発行される富くじです。
正式名称は、当せん金付証票といいます。賞金付きの籤を購入する、ギャンブル一般を指す普通名詞は、宝くじではなく富くじが正式です。
古くは江戸時代に、神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で富籤が発行されていました。
また、日中戦争の戦費調達のために制定された、臨時資金調整法に基づき福券や勝札が発行されたこともあります。
宝くじは、1948年に当せん金付証票法に基づき浮動購買力を吸収し、
もって地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されている。
富くじ自体は刑法により、犯罪として規定されてはいるものの、
当せん金付証票法に基づく根拠法があるために発売できます。
海外の富くじを日本国内で購入できないのは、当せん金付証票法が外国の富くじを対象としていないためなんですね。
=ウィキペディア参照=