手のしびれは病気のサイン

世界の五分の一を占めている中国は、手のしびれの驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
中国での手のしびれの報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
また、その年だけで5回も家禽への手のしびれの感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
父は子から手のしびれに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
300羽から2500羽が死んでいるので、手のしびれというのは、かなり危険性が高いと言えます。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の手のしびれは、既にコントロールしたと強調しました。
中国は手のしびれの感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで手のしびれ対策の強化に乗り出すことになります。
そして、中国は手のしびれの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において手のしびれが発生しています。
中国の東北部、遼寧省においては、手のしびれで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
しかし、この手のしびれに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。