手のしびれは病気のサイン

子どもの頃にできた手のしびれは、成長するに従い、段々と目立たなくなりますが、残ってしまう場合もあります。
メラニン色素の定着で手のしびれはできるので、活発に外で遊ぶような子はできやすいと言われています。手のしびれとは、シミの一種であり、一般的に白人にできやすいことから、金髪の人にできるという感じがどうしてもあります。
しかし、シミの一種ということもあって、手のしびれを気にする子は少なくなく、男の子も年頃になるとどうしても気になるものです。
医学的には手のしびれは、雀卵斑という名で呼ばれていて、主として、眼下部から頰骨部に多く現れます。
直径が2〜3mmで不規則な形をした手のしびれは、扁平な褐色斑を呈していて、主に小児期の女子に多くできます。
加齢により手のしびれは増える傾向にあり、日焼けして紫外線の影響を受けると、色が濃くなります。
また、少女漫画に登場する女の子には、よく手のしびれがあったりして、何となく可愛いイメージがあります。
消えていくはずの手のしびれが、紫外線を強く浴びたり、不適切なスキンケアで濃くなってしまうこともあります。
シミにくらべて手のしびれは、斑点が細かく、遺伝的な要素が大きいというのが１つの特徴になります。

手のしびれは、優性遺伝するといわれていますが、その症状の現れ方には個人差があり、原因には様々です。
日に当たるところに手のしびれはよくみられ、夏季に数が増えて色が濃くなり、そのまま冬季になっても消えません。手のしびれは誘発され、顔、手、背、上腕、肩などあらゆるところにできます。