鳥インフルエンザには、ヒト型とトリ型のインフルエンザウイルスがあり、
それぞれにレセプターがあります。
一般の人に感染する危険性はきわめて低いのが鳥インフルエンザですが、
ヒトインフルエンザウイルスと混じる可能性を秘めています。

そうなると鳥インフルエンザは、人間の間で感染する能力を持つ
ウイルスに生まれ変わる危険性があります。
将来、鳥インフルエンザが爆発的感染なりうる可能性はあるわけで、
人の間で広まると、多くの人が生命の危機にさらされます。

鳥インフルエンザの型の体験談です


そして、鳥インフルエンザには抗原型があり、それにはH1〜H16 × N1〜N9など多くの組み合わせがあります。
鳥インフルエンザと対比されるヒトインフルエンザにおいては、これまで色々な型が流行を繰り返してきています。
ブタの体内でウイルスが変異したという仮説があり、鳥インフルエンザと共に、遺伝子 解読による進化系統分析の裏付けが急がれています。
その他、家畜のブタ、ウマ、ミンク、野生のアザラシ、クジラの感染が、鳥インフルエンザ以外で知られています。
食品中にウイルスがあっても、鳥インフルエンザの場合、十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。
しかし、鳥インフルエンザに感染した者の死亡率は1997年の流行では30%でしたが、2004年の流行では60〜70%と高くなっています。

鳥インフルエンザには、様々な型があり、ヒトにはヒトインフルエンザというように、鳥類のみが感染するとされてきました。
しかし、鳥インフルエンザウイルスの感染が広域化、長期化しているのは事実で、どの型も豚やヒトの体内で突然変異する危険性があります。
死亡率に関しては、鳥インフルエンザの型によって違い、実際、血清学的調査は行われていません。
農林水産省では、鳥インフルエンザに対して、家きん肉は十分加熱して食べるよう、また、未加熱または加熱不十分で食べないよう指示しています。
これまで発見された型は、H1H2H3 ×N1N2で、これは鳥インフルエンザとは違い、ヒトには、B型、C型も感染します。
ただし、ヒトインフルエンザウイルスと違い、鳥インフルエンザは、ヒトからヒトへの感染拡大はありません。

カテゴリ: その他