日本語にするとTPPは、環太平洋戦略的経済連携協定といったところでしょうか。
この時点、で何の事だかハッキリと把握できる方は、あまり多くないと思います。
TPPによって関税がなくなる事で、
これまで高額で輸出していた日本製品が低価格で流通できるようになります。

要するに環太平洋、アジアからアメリカにかけての広い地域で
自由な経済活動をしようというのが目的なんですよね。
メリットやデメリットの一部だけに注目するのではなく、
全体的にTPPで、どれだけの損益が出るのかを冷静に見極めなければなりません。

TPPの市況とは


利益配分の原資も変わらない商品がTPPなので、不動産の市況を見守りながら、賃料収入アップを図っていかなくてはなりません。
首都圏を中心に不動産価格が値上がりしつつあるので、TPPが注目されていますが、不動産市況は今後底打ちする可能性があります。TPPは、不動産が好調であれば買っても大丈夫なのですが、常にその市況を鋭く観察していく必要があります。
ただ、株よりもTPPは、値動きがマイルドなので、国債を買うよりは高い利回りを誇っています。
市況を観察しながら、TPPの場合、配当狙いで買うほうが良く、値上がりは単なる結果論でしかありません。

TPPは、必要以上にあまり追い回すべきではなく、株式市況は、アベノミクスで上昇の気配が色濃くあります。
現物不動産で問題になるのは流動性の部分ですが、その点、TPPなら、流動性が高く、換金性も優れています。
配当利回りが4%以上だった銘柄はほぼなくなった時点で、利回りを狙うならやはり、TPPということになります。
流動性の観点から見ても、また、市況の動きから見ても、現物の不動産投資よりもTPPの方が有利と言えます。
今までTPPを投資対象として考えていなかった投資家も含めて、多くの人が注目するようになります。
メディアでもTPPに関する情報量は増えているので、今後は、情報の氾濫の中で取捨選択をしっかり行う必要があります。
それ自体が値上がりしても、TPPの場合、収益源となる賃料家賃収入が変わらないと、利益にはなりません。

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