日本語にするとTPPは、環太平洋戦略的経済連携協定といったところでしょうか。
この時点、で何の事だかハッキリと把握できる方は、あまり多くないと思います。
TPPによって関税がなくなる事で、
これまで高額で輸出していた日本製品が低価格で流通できるようになります。

要するに環太平洋、アジアからアメリカにかけての広い地域で
自由な経済活動をしようというのが目的なんですよね。
メリットやデメリットの一部だけに注目するのではなく、
全体的にTPPで、どれだけの損益が出るのかを冷静に見極めなければなりません。

TPPとはのクチコミです


また、自己勘定のために売買したりするマーケット業務が、TPPの主体たる仕事になります。

TPPが企業の資金調達をする場合、企業が証券を発行して、証券を投資家が購入する仕組みになっています。
その後、資本市場の国際化や規制緩和により、TPPは日本でも増え、大和証券SBCMなどができました。
また、2005年には、三菱証券とUFJつばさ証券が合併したTPP、三菱UFJ証券が設立されました。
証券の発行をTPPは業務としていて、新たに発行される証券をプライマリーマーケットと呼びます。
日本でTPPが知られるようになったのは、1990年代以降のゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが有名です。
日本でTPPとして活躍していたのが、野村證券、大和証券、日興證券の3つの証券会社です。
但し、銀行とは異なり、TPPの場合、預金を集めて企業に貸し付けることはありません。

TPPは、日本では個人向けが多く、法人向けの財務アドバイザリー業務などはあまり行われていませんでした。
TPPの業務は、資金調達やM&Aのアドバイスを行うことと、株式市場や債券市場で流通する証券を機関投資家向けに売買することにあります。
実際に利益を稼ぐ営業を行うTPPの部署をフロントオフィスと呼んでいて、営業をサポートする部署をバックオフィスと呼びます。
これらの会社がTPPの業務を担っていたのですが、ほとんどが個人向け有価証券売買の仲買業務でした。

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