味方にできる資金の運用準備とは

だから、年末調整と同じで、確定申告をしたからと言って、絶対に税金を取られる訳ではないんですね。
システム的には、円でも外貨でも、そう大きな違いはないように見えませんか。
預金や貯金の利子にかかる利息は、15パーセントの所得プラス、5パーセントの住民税と定められています。
えっ、私たちが普段から持っている預金の利息にも税金がかかるのっと思う人もいるんじゃないかなぁ。
この為替差益が資金の運用をしている人たちにとっては、納税の対象となってしまうんです。
例えば、1ドル100円の時に預けたとしても、出す時に1ドル150円になっていたら、お金は増えていますよね。
何しろ、口座に入っているお金は円であってもドルであっても、もともと手元にあったお金なんですもんね。
ただし、これもまた、日本円での預金や貯金でも、資金の運用でも、条件は全く同じのようですね。
つまり、例え円預金であっても資金の運用であっても、合計20％の税金が徴収されるんです。
例えば、円預金や資金の運用の利息分が100円あったとしても、私たちの手に渡されるのは8割、80円です。

資金の運用の場合も、この利息だけしか新たな収入がなければ、円預金と同じで、確定申告は不必要なんだけど、資金の運用には他に為替差益が出ますよね。
まあ私には資金の運用なんてないし、確定申告の心配をする必要もないんだけど、ちょっと気になって、調べてみました。
だから、当たり前と言えば当たり前なのですが、資金の運用の場合は、損をする可能性もあります。
さっきの逆で、預けた時よりも出す時に円高になってしまった場合で、これを為替損益というそうです。
確定申告をする事によって、資金の運用の為替損益は支出と見なされ、税金の控除が受けられます。
それにね、資金の運用の為替差益や為替損益は雑所得扱いとなるので、年収2,000万以下のサラリーマンだと、20万円を超えないと納税の対象にはならないんですよ。