3交代制の夜勤と2交代制の夜勤の比較

夜勤の場合、事業資金が不足した時などは、個人のお金から運転資金を充当する必要があるので、給与という形態はとっていないのです。
ただ、専従者給料などを引いて、残ったお金には税金はかかるので、夜勤は十分注意しなければなりません。
一般的に夜勤の場合、所得税法上においては、給与という概念はなく、仮に支払っても必要経費にはなりません。

夜勤の経費と私的な出費については、確定申告の時に分ければいいわけで、入ってくる収入はすべて給与になります。
つまり、儲けや入ってくるお金全てが夜勤の給与になるわけで、その中から、業務に使う経費と私的な出費をわけます。
いわば、夜勤にとっては、基本的には入ってくるすべてのお金が、給与と言ってもいいかもしれません。
必要な都度、夜勤は給与をもらって良いのですが、帳簿上においては、毎月きちんと定額処理するほうがいいでしょう。
その理由は、夜勤の場合、売上から必要経費を除いた利益すべてが、事業主の給与になるからです。夜勤には、実質、給与というものは存在せず、残ったお金、つまり、売り上げから仕入れと経費を引いたものが給与になります。
経理上においては、夜勤は、事業と個人間のお金のやり取りを記録するための勘定科目を要します。