エンディングノートで遺言を実現させる

従って、数珠を持たずにお参りするのが遺言という事になるのです。
何故なら、葬儀というのは、宗教や地域によって、その仕来りも様々ならルールも様々だからです。
でも、神道やキリスト教の葬儀においては、お焼香ではなく献花をもって死者を弔う事になっています。遺言はいろいろありますが、それを確立する事は実に難しいものと思われます。
出来れば、事前にどういった宗教に基づいて行われるかが分かれば、それなりの遺言も心得られるのですが・・・。

遺言は、宗教や地域によって随分違うという事は、ある意味しかたのない事でしょう。
実際問題、それを知らなくて恥を掻いたという経験のある方も少なくないだろうと思います。
後、お通夜や足洗の席で、突如酔っ払ってバカ騒ぎしちゃうおじ様族とかがいるじゃないですか。
むしろ、聞くは一時の恥、知らぬ派一生の恥という事で、一ついい勉強になったと思って前進しましょう。
勿論、宴席を用もないのに断るのも遺言に反するのですが、悪酔いして騒ぐのも絶対NGですよね。

遺言とは、一口で言えば、故人の氏を悼む家族への気配り、これに尽きるのではないでしょうか。
積もる話がしたければ、後で場所を移してという事にされる事をお勧めしたいですね。
だから、いくら久しぶりに懐かしい親戚や友人と会っても、はしゃいではいけません。
まず、葬儀に黒以外の服を着て行くとか、ハデなアクセサリーを付けて行くなどというのはもっての他。