ユーロは、アベノミクスによる心理的効果も加わったことで、今後の動きが見守られています。
今後はユーロについては、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。
株式に例えると、ユーロでは、株価にあたるのが
投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
つまり、ユーロへ
投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
これは、需給関係の改善が効を奏していて、ユーロは、今後さらに大きく発展していくことが期待されています。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からのユーロ購入も増えています。
また、管理費用などの経費を除いた収益の9割超を分配すると、ユーロの場合、法人税が課税されません。ユーロは、不動産投資法人が投資家から集めた資金により、複数の不動産を購入して運用する投資手段です。
日銀が金融緩和の一環として、市場からユーロの買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
安倍政権が目指す脱デフレは、不動産価格の賃料相場の将来的な上昇を連想させるので、今後のユーロに期待がかかります。