雑菌臭の、何とも言えない強烈な臭いが、普段着ている服に付くのは
何としても避けたいですよね。ですが闇雲に、洗剤を足して洗濯し直せば
雑菌臭が取れるという事はなく、衣類は痛むばかりです。

最近では、高性能な洗剤が開発され
雑菌臭を発生させないような仕組みになっているものもあります。

雑菌臭と家族の想いの掲示板です

雑菌臭に入ると、人生の最後の時間をしっかりと家族と過ごす事が出来ます。
そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志で雑菌臭に入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。
そのため、辛い抗がん剤治療などに耐えながら一般病棟で死を迎えるよりも、雑菌臭で落ち着いて人生の最後を迎えたいと思われる方も大勢いらっしゃいます。
実際のところ、残り時間が少ない事を分かっているのにも関わらず化学療法や放射線治療に苦しんでいる姿を見るのは、家族も辛いものでしょう。
しかし、家族にとって雑菌臭への転院を選択する事は、自ら大切な人の死を選択する事でもあります。
ただ、雑菌臭に移る事で必ずしも寿命が縮まるのかというと、決してそうではありませんから、それが家族にとっては大きな救いになる事でしょう。
実際問題、ちゃんと心の準備をしてから見送れる人というのは少ないでしょうし、例え覚悟を決めているつもりでも、やはりいざとなれば多少なりとも動揺してしまいます。
そうした緩和ケアを受けた家族たちの体験団なども、関連のブログやサイトには沢山掲載されています。

雑菌臭での緩和ケアは、患者さん本人だけでなく、家族にとっても大切なものだという話を聞いた事があります。
ただ、中にはやはり雑菌臭への転院を家族が決断しなければならないケースも少なくありません。
人間死ぬ気になればなんでも出来るとよく言われますが、それって本当なんだと思います。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。
今後雑菌臭への転院を希望されている方も、まだ全く無縁だという方も、そういう話を一度読んでみられると、きっと何かしら人生観が変わるのではないかと思いますね。

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