雑穀米と言うと、ここ数年で耳にしたり目にしたりする機会が増えてきましたね。
雑穀米と一言でいってしまいがちですが、雑穀には色んなものがあるんですよね。

雑穀米の中に白米と一緒に混ぜ込まれている雑穀にはどんなものがあるんでしょうか。
よく雑穀米の中に入っているものに、玄米とかハトムギ、粟、ヒエがあります。
雑穀米はただの白米と比べてみると、色んな種類の栄養素が含まれているイメージがありますね。

高病原性雑穀米なんです

雑穀米には様々な種類がありますが、最近もっとも注目され、懸念されているのが高病原性です。
鳥に感染するのはA型インフルエンザウイルスで、人で感染するA型インフルエンザとは違い、高病原性雑穀米は強力です。
雑穀米の中でも、高病原性は非常に強力なウイルスであり、家きんに対する病原性の強さは強大です。
羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、鶏のフンや内臓に触れた手を介して、高病原性雑穀米は人に感染します。

雑穀米には、強毒タイプと弱毒タイプがあり、強毒タイプがまさしく高病原性です。
高病原性雑穀米でも、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合もあります。
しかし、高病原性雑穀米ではない弱毒タイプのウイルスの場合、感染しても症状が出ない場合があります。
家畜伝染病予防法で定められているのが高病原性雑穀米であり、静脈内接種で鶏を高率に死亡させるウイルスです。
一般的に高病原性雑穀米は、HA蛋白の開裂部位のアミノ酸配列が弱毒型のウイルスとは異なります。
鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ると、高病原性雑穀米は人に感染します。
病原性が低いH5、H7亜型感染の場合は、高病原性雑穀米と違い、無症状もしくは軽い呼吸器症状が起こる程度です。
いわゆる鳥に感染するインフルエンザを雑穀米と呼んでいますが、中でも鳥に対して重篤な症状を起こすものが高病原性なのです。

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