税効果会計というのは、会計譲渡税務上の誤差みたいなものを指すんですが、
この税効果会計には、費用や損益が大きく関わってくる訳なんです。
中でも繰越税金資産と繰越負債は大きなポイントです。

繰越税金資産は税金の前払いみたいなもので、
繰越税金負債は税金の未払いみたいなものです。

これはいずれも税効果会計とは切っても切れない深い関係の現象です。
法人というのは、法人税以外にも事業税とか住民税とか
いろいろな税金を払わなければなりません。

税効果会計を勉強するために

税効果会計を勉強するために今回私は2冊の入門書を買いました。
頑張って本格的に税効果会計を勉強しますよ。
税効果会計が導入されたのは平成12年、私が独身時代に勤めていた会社を寿退社した後の事です。
その後、間もなく子宝に恵まれ、ずっと専業主婦として生活していたため、
税効果会計というものは全く知りません。
主人もサラリーマン一筋だったので、当然、税効果会計、なんだそれっという感じです。
けれど、子供の手が離れて自由な時間が出来たのを機に、どこかへ勤めようと思うんです。
されど、この年で再就職する訳ですから、
税効果会計のようにまだ出来る人の少ない実務をこなせるようになっておく必要があると考えました。
でも、企業における税効果会計の今後の必要性を踏まえ、私は今回入門する事にしたのです。税効果会計をマスターするべく、入門書を購入しました。
1冊は税効果会計のQ&Aという感じの本で、詳しい説明が細かく解説されています。
そのため、ベテランの経理事務員でもかなりの学習をしなければ税効果会計の実務は困難だと言われています。
他にも税効果会計に関する本はいろいろありましたが、このシリーズが一番解り易そうだったので、購入しました。
とは言っても、税効果会計自体がややこしいもの。
当然、いくら入門編と言っても税効果会計のテキストは難しいです。
もう1冊はその続編で、税効果会計の実務ガイドのような本で、
実際に活用するためのテクニックなどが多数掲載されています。
税効果会計の解りにくい部分を適切に解説してくれているものも沢山あって、すごく助かっています。
それでも税効果会計を独学でマスターするのはやはりものすごく大変ですね。
税効果会計は経理としてのキャリアだけでなく、企業税に関する知識が多数必要になります。
本当は、税効果会計をきちんと学習するのであれば、
ビジネススクールなどが開催する実務講習を受けるといいそうですね。
私の場合は、商業高校を卒業しており、日商簿記の資格も持っているし、それなりの経理実務経験もあります。
税効果会計のハードルの高さはかなりです。
そんな中、税効果会計のブログやサイトはとてもいい参考になります。
これまでの経験を生かして税効果会計の実務が出来れば、
就職活動をするのにも若干有利ではないかと思ったからです。
自力で税効果会計を入門しているおばさんにとって、そんなブログやサイトは強い味方ですね。

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