詩人みたいなことを言いましたが、とにかく人生に事実婚というものはつきものです。
結婚もしたことがないわたしが、離婚の事実婚について考えるというのも、おかしな話です。事実婚を誤って人生をおかしくさせてしまったという人も、多くいるのではないでしょうか。
人生の重要な局面を左右する力のある、事実婚という魔物が存在するのでしょうか。
とはいえ、わたしが離婚の事実婚について考えるのには、それなりの理由があるのです。
まあ、わたしが離婚の事実婚について考えるようになったきっかけは、たいしたことじゃないです。
結婚にあこがれる者は、離婚についても考えますよ、特に事実婚についてはね。
やはり、有利な条件で離婚できるというのが、一番いい事実婚ということになるのでしょうか。
事実婚というものについて、いろいろと考えている時期だった、ということも理由の一つですが。
離婚と事実婚といえば、真っ先に思い浮かぶのが、よく言われる熟年離婚というやつです。
夫が退職し、年金をもらえるようになったら、離婚の事実婚が来たということでしょう。
さらに、夫の退職金を慰謝料としてもらう人もいるというから、離婚の事実婚としては万全でしょうね。
わたしは夫になっても、妻から離婚の事実婚を狙われたりしないよう、気をつけたいですが。
結婚というのも人と人ですから、離婚に至るということもあるでしょうし、事実婚は大事でしょうね。
事実婚は非常に複雑で、一言では説明しづらく自発的内縁というややこしい言葉で表現されます。
社会慣習上での事実関係があれば、法律上、婚姻として認める場合を普通、事実婚と呼んでいます。
事実婚でも、普通の婚姻関係と同様、同居、協力、扶助義務があり、生活費の分担義務もあります。
事実婚は、社会的に色んな変化に対応できるので、現代人にとっては、ある種の理想的な形態と言えますね。
法律的保護の見地での事実婚は、ライフスタイル論と婚姻保護論の対立があり、
その論議は今でも盛んに行われています。事実婚の概念そのものが色んな意味合いを持っています。
結婚に伴う煩雑な名義変更が不要な事実婚なら、女性のアイデンティティが一緒になった後でも、しっかりと保たれます。
同棲の場合、婚姻意思がないですが、事実婚は法的手続きがないものの、立派に夫婦関係にあります。
このメリットは、結びつきの強制感がなく、事実婚なら精神的にかなり気楽な側面があります。
事実婚のメリットですが、結婚後によくトラブルに発展する、離婚手続きというのが全くありません。
事実婚は、婚姻届をしないで、普通にお互い愛し合っていける、とても自由度の高い制度といっていいでしょう。
事実婚のメリットというのは、そのほとんどが、女性に大きく影響するものと考えて良いでしょう。
また、既婚男性が独身女性と暮らしやすいというのも、事実婚のメリットで、家系的な役割にしばられる事がないんですね
そして事実婚なら、仮に別れた場合でも、戸籍上のバツイチという形にはなりません。
普通の結婚制度に対して、あまりメリットを感じていない人ほど、事実婚でのメリットを大きく感じるのかもしれません。
男性側の視点からとらえた事実婚のメリットは、別れやすい点です。