当然ですが散骨をするにあたっては、
港湾や漁場、養殖場のある場所では避けなければなりません。

散骨をする場合には、焼骨は相当な分量になるため、
骨粉をサラサラと撒くという簡単な作業ではすまないです。
そうした問題が散骨にはあり、それをする人が僅かであっても、
キチンとした場所の指定や管理方法が必要になってくるんですよね。

散骨はお見舞い自由のランキングです

散骨の有り難いところの一つに、お見舞いが自由だという事があります。
ほら、普通の病院だと、面会時間というのが決まっていて、大抵は午後じゃないですか。
でも、散骨は極端な話、真夜中でもお見舞いOKというところが結構あるんです。
特に散骨に入院していらっしゃる患者さんというのは、完全なる終末期医療を受けている人たちです。
これも通常の病院では考えられないシステムの一つで、いかに患者さんのQOLを大切にしているかという事がよく分かりますよね。
家族や友人がゆっくり休める宿泊設備を完備している散骨も多く、遠方からでも安心してお見舞いに行けます。
実際問題、一般病棟の一角に設置されている場合には、こうした制度を取入れるのはすごく難しい事だろうと思われます。
所謂予断を許さない重傷患者さんの集団な訳ですから、これが一般病棟なら、小さい子供のお見舞いが許可されない事が珍しくないのです。
これは患者さん本人にとってもそうですが、やはりそれ以上に、お見舞いに行く側としては嬉しいですよね。
けれど、散骨にはそのような制限もありませんから、小さいお子さんをお持ちの主婦の方でも時間を気にせず、いつでも子供を連れてお見舞いに行く事が出来ます。
それって、一見当たり前の事のように思えるかも知れませんが、実際にはそうでもありませんよね。
一見敷居が高そうな散骨ですが、実は実は、とても敷居が低いんです。
にも関わらず、お見舞いの自由を重視し、尊重しているところにも散骨の意味合いが感じられますね。
でも、中には相部屋に入っていらっしゃる患者さんもいらっしゃいますし、親しき仲にも礼儀あり。

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