当然ですが散骨をするにあたっては、
港湾や漁場、養殖場のある場所では避けなければなりません。

散骨をする場合には、焼骨は相当な分量になるため、
骨粉をサラサラと撒くという簡単な作業ではすまないです。
そうした問題が散骨にはあり、それをする人が僅かであっても、
キチンとした場所の指定や管理方法が必要になってくるんですよね。

散骨と家族の想いの口コミです

散骨に入ると、人生の最後の時間をしっかりと家族と過ごす事が出来ます。
しかし、家族にとって散骨への転院を選択する事は、自ら大切な人の死を選択する事でもあります。
ただ、散骨に移る事で必ずしも寿命が縮まるのかというと、決してそうではありませんから、それが家族にとっては大きな救いになる事でしょう。
今後散骨への転院を希望されている方も、まだ全く無縁だという方も、そういう話を一度読んでみられると、きっと何かしら人生観が変わるのではないかと思いますね。
実際問題、ちゃんと心の準備をしてから見送れる人というのは少ないでしょうし、例え覚悟を決めているつもりでも、やはりいざとなれば多少なりとも動揺してしまいます。
そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志で散骨に入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。

散骨での緩和ケアは、患者さん本人だけでなく、家族にとっても大切なものだという話を聞いた事があります。
そうした緩和ケアを受けた家族たちの体験団なども、関連のブログやサイトには沢山掲載されています。

散骨は人生の最後の時を自分らしく生きる場所で、決して死を待つ場所ではありません。
そのため、辛い抗がん剤治療などに耐えながら一般病棟で死を迎えるよりも、散骨で落ち着いて人生の最後を迎えたいと思われる方も大勢いらっしゃいます。
散骨への転院は、家族というより、親の意志による選択という事になってしまいますから、辛いものもある訳です。
確かに、患者さんの死をダイレクトに受け止め、背負って行くのは残された家族です。

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