ニーハイブーツとはのポイントなんです
近所の買い物にも履けて、お出掛けにも使えるニーハイブーツは必須アイテムでしょうね。
そんなことからニーハイブーツは、「ヘップサンダル」とか「ヘップ」とか呼ばれたりもするんですよ。
フランス語でニーハイブーツはどのような意味かというと、スリッパでした。
そのニーハイブーツは何と、16〜7世紀にはすでにヨーロッパで室内履きなどに使用されていたというのですから驚き。
ニーハイブーツ(mule)を辞書で調べてみると、「ラバ」とか「精紡機」とか書いてありますよ。
そうなるとニーハイブーツは外履きスリッパということにもなりますね。
ニーハイですが、2006年頃からの膝上丈ブーツの流行により、
ファッション関係者が片仮名の響きに安直に飛びつき、
意味を取り違えて使用したのことから誤用が広がりました。
現在の日本において、ニーハイというと、膝上の高さという認識が一般的であり、
外来語ではなく、誤用されて浸透した立派なカタカナ日本語といえますね。
英語における、膝上丈はオーバー・ニー、またはオーバー・ザ・ニーで、
オーバーニーソックス、あるいはオーバーニーブーツなどと表記されています。
そして、太ももまで届く丈のものは、腿までの高さのという意味を持つサイハイを用いて区別されます。
これらのことにより、英語圏の店舗において、ニーハイブーツが欲しいと言うと、
knee-highつまり膝丈ブーツが提示されることは間違いないでしょう。
決して、膝上丈、over-kneeの商品が出て来ないだけでなく
日本人はなぜ、膝上まである丈の事を、膝までの丈と呼ぶのか理解できないとも思われるので、
日本語との使い分けが必要なんですね。
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